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2013年09月の記事は以下のとおりです。

9月27日発売

勁がわかる

9月27日にBABジャパンからDVDが出ました。

内容は初心者むけの8大勁の説明と試し方です。
初めて対練をする人がわかりやすいように高度な技術や激しい動きやいちばん速い速度の動作を排除して説明していますが、
試し方のいくつかについては2年以上太極拳をされている方の参考になるのではないかとおもいます。
指導方法に迷いを感じている方にもヒントになることがあるとおもいます。
また理論も基礎的な部分ではありますが、
今まで公開してきたものより踏み込んだ内容になっています。
購入はBABのWEBサイト、したのリンクから・・

http://babjapan.tp.shopserve.jp/SHOP/ysd1d.html

月刊秘伝10月号

月刊秘伝10月号

まだ手元には無いので内容の確認はできていませんが
昨日、9月14日に秘伝の10月号が発売されました。

今回の勁の特集では
勁にかんしての様々な見解がかかれているようですので、とても楽しみな号です。

今回は、はずかしながら私も少しばかり取り上げていただいておりますが、今月末に発売予定のDVDに絡めた内容になっており、基本的な理論のことや簡単な初歩的な理解のベクトル図を載せています。

勁と力の違いについて

「勁」とは力学的に分析すれば「力」の一種ですが、中国人指導者においては「勁」と「力」は違うと主張する人が多いです。
これは「勁」と「力」の字にそれぞれの定義を当てはめて成り立つ考えからきています。

「勁」とはパワーとエネルギーの働きと作用であり、また「力」もパワーとエネルギーの働きと作用であるのですが、これらを区別するために、多くの太極拳においての「勁」という言葉は効率のよい力の働きを意味しており、後天的な修練により発揮できるようになっていくものをさします。
それに対比して「力」という字の定義は、修練をしない状態でも発揮できる、リキみを伴う拙い状態としています。

多くの場合、「力」は筋で発生した力が骨に圧力をかけることにより発揮されます。それに対し「勁」の場合は骨に圧力をかけない状態で筋を通り発揮するとされています。

勁という言葉から派生した用語は沢山あり、太極拳においての代表格は「発勁」と「化勁」です。
愛好家の中でも発勁や化勁を別々の技術だと思う人が多いのですが、これらの作用を起こす技術メカニズムは同じであり、修練方法としても全く違いの無いものです。
そして、勁で打つと必ず威力があると思う人も多いのですが、これも誤解です。
勁は重心移動や呼吸によってその強弱が変化し、その概念は流派や指導者や段階によっても変化するものです。

勁については中国の太極拳の指導者のあいだでも度々議論されるのですが、日本の愛好家にとっても非常にわかりにくい言葉です。
中国武術愛好家のあいだでは用語としてよく用いられるわけですが、日本の日常生活には勁という概念が無いので、この用語を理解できる人はほとんどいません。
理解する最も有効な方法は体感して体得することですが、指導者側が勁を知らなければ生徒が理解できる道理はありません。

太極拳において「勁」は基本概念ですが、勁以外にも形や角度やタイミング、どれも重要なことであり、どれひとつとして独習は不可能なので、良い指導者について学ぶ必要があります。指導者も謙虚に学ぶ姿勢を持った人でないと生徒を正しく導くことはできません。生徒もただ学ぶだけでなく、常に疑問と向き合う姿勢が重要です。

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